水廻り工事に密着取材 第4弾 キッチン編

  • 高陽店
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イメージ 1 住生活のパートナー リフォーム「ラック」祇園山本店

住所 // 安佐南区祇園3丁目20-25
電話 // 082-962-1116

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こんにちは、リフォームラック『祇園・山本店』の三登です。
先日の強風は、春一番だったのでしょうか、
まだまだ風も冷たいですが、太陽の光が少し強くなったような気がします。
朝日を浴びると、人間も植物も元気になりますね。
今日一日頑張ろう!!という気持にさせられます。
では、さっそく、キッチンの施工現場を見て下さい。

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二層式シンクのコーナーキッチンを解体。
ステンレスのカウンタートップは手入れが行き届いていて解体するのがもったいないくらいキレイ。
レンジフードやガスコンロを取り外すと、さすがに油汚れなどがこびりついていて、今まで長年大事に使ってこられた歴史を感じます。
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最近のシステムキッチンと違って、本体の箱物が解体しにくい造りになっています。
当社では、慣れた職人が解体するため、時間を掛けずにスムーズに。

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台所の床・壁・天井を解体。
普段の生活では目にすることのできない。建物の構造があらわになります。
お施主様もわくわくのご様子で、何度ものぞかれていました。

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台所の勝手口からみた、キッチン。
在来工法の建築でみられる部材、『筋交い』が現れました。
地震や強風により、家の変形をおさえるという大切な役割があります。
リフォームする時は、この壁を出来る限り解体せずに(耐震強度を保ちながら)間どりの変更などを考えます。
必要であれば、解体工事が進む途中で、お施主様と話し合い、プランの変更もします。

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天井を撤去すると、沢山のものが見えてきます。
電気の配線はもちろん、補強にH型鋼までありました。

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家を支えるのは基礎。
では、その家の床を支えている、一番下には、『束石』という石材があります。
40年前、この家を建てられた当時は、海砂利で束石を作っていました。
40年たって床を剥ぐってみると、驚いたことに、石が砂になって砕けている状態。
床を支えていられたのも時間の問題でした。

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『水平垂直レーザー墨出し器』で基点となる束石の位置を決めます。
先にも述べたように、束石は、床の荷重を地面に伝えるほか、木材の腐食を防止する役割があります。
柱が建つ壁面には、基礎が設けられ、その上に土台をのせます。
土台と土台の間に、半間(約90センチ)ごとに束石をおいていきます。
『大引』は、土台と土台を橋渡しする形で半間(約90センチ)ごとに設置していきます。
その『大引』を支えているのが『床束』。
さらに、『床束』を支えるのが『束石』です。

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このように、半間ピッチの格子状に配置されます。

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半間ピッチ(約90センチ)で大引きを引きます。

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鋼製束の設置。

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給湯・給水管の移設工事

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根太打ち。

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床下から見た様子。

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断熱材を入れたら構造用合板(12mm厚)を施工します。

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天井の下地材をつくります。

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壁に並垂木で下地したあと、ハイクリンボードでクロス下地をつくります。
天井付近に見える、アルミ製の筒は、レンジフードの排気ダクトです。
最近のレンジフードは効率よく汚れた空気を吸ってくれるので、
キッチンを変えるとまず思うのは、掃除が楽になることです。
奥様が一番楽しみにされていました。

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庇の上に見えるのが、排気ダクト、キッチンの裏側から見た様子。

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ハイクリンボードを留めていきます。

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このあとは、上吊り戸部分の壁補強をして
いよいよキッチンを本体をここに、組み立てていきます。

ここまでは、大工、左官、設備、電気と専門の職人が入って、作業を進めていきます。
段取り良くすすめて行く為にも、現場監督はお施主様をはじめ、職人とのコミュニケーションを密にしていきます。
こうして出来上がった家は、まるで新築のように新しく生まれ変わるはずです。

次回をお楽しみに。(^^)/~~~

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